まぜそば(700円)・肉とんこつ(800円)@豚のらーめん 弐番手〔西白山〕

WAYAYA あはっ!|グルメであはっ! - 名古屋テレビ【メ~テレ】に「豚そば ぎんや」さんが出るという話を聞いてビデオを撮っておいた。なかなか見る時間が無くて先日チェックしたところ、会社の近くに今年の秋オープンした「 豚のらーめん 弐番手」が出ていた。
WEBから引用すると

とんこつラーメン専門店が「豚のらーめん 弐番手」。ここではちょっと変わったラーメン“まぜそば”が頂けます。太い平打ち麺の上にとんこつのタレ・イカフライなどの10種類以上の変わった具材がのっており、それをまぜて食べます。風味増すとんこつのタレとさまざまな具材の旨味が合わさり絶品です。

まぜそば」と呼ばれるメニューはまだ食べたことがない。「油そば」とは違うのだろうか?そもそも美味いのかなぁ??とか思っていたらエレキングさんが、レポをあげていた。ら喰い控帖: 弐番手@西白山おもしろそうなのでちょっと遠回りして立ち寄ってみる。

とっくに行っていてもおかしくないくらい会社から近い。結構\空腹だし胃に余裕が有れば、ベーシックなとんこつらーめんも試しても良いかなぁ…とか考えながら扉を押して店内へ。カウンターメインの店内は外から見るより窮屈な印象。まずは券売機で「まぜそば(700円)」を購入してカウンターに腰掛ける。「いらっしゃいませ」とチケットを受け取る店主の物腰が柔らかく丁寧で好感度大。

「良くかき混ぜて召し上がってください」との店主の言葉とともに出てきた丼。
う〜ん具だくさんで麺が見えない。いろんな具がのっている。角煮のようなチャーシュー、煮たまご、キャベツ、玉ねぎ、ねぎ、乾き物のイカフライを砕いたモノ、フライドガーリック…。へぇ面白いなぁ。
まずは具の下から麺を引っ張り出してみる。タレやスパイスなどいろんなモノが平打ちの中太麺に絡んで美味い。心配したような油っぽさもなく意外とあっさり。ぐちゃぐちゃと具と混ぜ合わせていくと玉ねぎやねぎ、イカフライやガーリックやキャベツの甘みが混ざり合って尚良し。イカフライは想像したより薄味で酸化した油の臭さも感じないが、ひょっとして自家製?大きめに切られたチャ−シューは良く味の滲みており赤身が主体だがバサつくことなく程よい歯ごたえがあって美味い。これだけでも良いつまみになりそうだ…ビールに合いそうな麺だな。麺・具を食べ終え丼に残った玉ねぎ(とイカフライの破片)を掻き込み完食。これ結構\好きかも。

ひと息ついたところで、再度食券機に向かう。チャーシューがうまかったので、肉とんこつ(800円)の食券を購入。
麺の固さを聞かれたので「カタ」でお願いする。チャッチャッという小気味よい湯切りの音。

今度は黒い丼。端に大きな海苔と一面のチャーシュー。一枚一枚が厚い。レンゲでスープをすすればやわらかな豚の旨味に醤油の香り。あっさりしているがそれなりに濃度がありまろやかなスープ。これはこれで嫌いじゃない。
麺はぷつっと歯切れの良い博多風の細麺、茹で具合も希望通り。チャーシューは「まぜそば」の印象より脂身が多いがとおりとした脂身の甘みと赤身の旨味のバランスが良い。しかし冷たいままスープの上に載せているため、温まって良い状態になるまでに時間がかかるしせっかくの熱々のスープの温度も下がってしまうのが難点。せっかくボリュームもあって美味い肉なんだからこれは出来れば何とかして欲しいところ。

これだけ肉のボリュームがあるなら替え玉してゆっくり食べたい気持ちだったが、いかんせん2杯目なので大人しくスープをすすり完食。博多風とんこつラーメンをイメージするとちょっと肩すかしだが、名古屋向けのあっさり醤油豚骨としては良い線行ってる気がした。次はぜひチャーシュー盛りをつまみにビールから楽しみたい。唐揚げや餃子などのつまみ系も充実しているしご飯物も美味そう。

帰り際に、サービス券を頂き、「まぜそばと汁そば、両方一度に召し上がったお客さまは初めてです、ありがとうございました」と丁寧に頭を下げられ店を後にした…おなかいっぱい舌も腹も満足。ごちそうさまでした。

★豚のらーめん 弐番手

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名古屋市中区新栄2丁目27番12号加藤コーポ1F (19号線西白山交差点 北東角)
11:30〜14:30,17:00〜23:00 年内無休